SCSR

研究部会活動記録

回数 部会実施日 講演題目 講演者(所属) 参加人数 詳細へのリンク
26 2015/5/9 (実験授業)ゲームを使ったSCM教育-スマートフォン入力によるSCMゲームの実証実験- 河合亜矢子(高千穂大学経営学部准教授)・大江秋津(日本大学生産工学部助教)ほか 35人 Link
27 2015/6/9 オムニチャネル最前線~米国視察結果報告も含めて~ 秋葉淳一(株式会社 フレームワークス社長) 38人 Link
28 2015/7/21 Factory PhysicsとCONWIPの魅力、そしてSCMへの応用 (CONWIP:CONstant Work In Process) 圓川隆夫(東京工業大学 名誉教授) 38人 Link
29 2015/8/28 日産自動車株式会社 追浜工場 見学会 9人 Link
30 2015/11/4 パレットから見た物流管理とサプライチェーンの効率化 永井 浩一(日本パレットレンタル株式会社 JPR総合研究所) 29人 Link
31 2015/12/22 サプライチェーン寸断のリスクを競争力に変えるソリューション「DHLレジリエンス360」 八重樫 大(DHLサプライチェーン株式会社 ビジネスディベロップメント マネージャー) 33人 Link
31 2016/4/2 サプライチェーン戦略を支えるIoTロジスティクス 渡辺重光(株式会社フレームワークス 代表取締役会長、株式会社日本ビジネスクリエイト 代表取締役会長) 42人 Link
通信カラオケシステム新規開発に見るプロジェクトマネジメント 曽根卓朗(ヤマハ株式会社 音響技術開発部 主席技師)

第26回研究部会の報告

題目:(実験授業)ゲームを使ったSCM教育-スマートフォン入力によるSCMゲームの実証実験-
講師:河合亜矢子(高千穂大学経営学部准教授)・大江秋津(日本大学生産工学部助教)ほか

日時:2015年5月9日(土) 13:00から17:00まで
場所:高千穂大学 西永福キャンパス セントラルスクエア 2F タカチホホール
アクセスマップは、こちらをご覧ください。 キャンパスマップは、こちらをご覧ください。

講演要旨

(講演要旨に代わり、下記の案内をいただいております。)

SCMゲーム 共同研究ミーティング

  1. テーマ:(実験授業)ゲームを使ったSCM教育
  2. 目的と内容:高千穂大学河合亜矢子准教授らが開発し、授業に使っているSCMゲームを用いて、SCM関連の社会人を対象とした模擬授業を行い、その反応、受講の感想、ゲームの改良や高度化への提案などのフィードバックを求める。比較研究と改善、開発の結果は参加者で共有して、11月に行われる経営情報学会の大会で発表することを当面の目標とする。
  3. ゲームの特色:

事務局からのお知らせ

参加者35名、懇親会19名にて実施しました。

第27回研究部会の報告

題目:オムニチャネル最前線~米国視察結果報告も含めて~
講師:秋葉淳一(株式会社 フレームワークス社長)

日時:2015年6月9日(火) 18:30から20:30まで
場所:青学総研9階16会議室
青山学院大学(青山キャンパス)へのアクセスはこちら、キャンパスマップはこちらです(マップには建物名が記載されていませんが、正門を入ってすぐ右の建物になります)。

講演要旨

ITとリアルな小売サービスの多面的な連携として、顧客と商品・サービスの接点の多様化をめざすオムニチャネルが注目されています。サプライチェーンのソルーションベンダーとして、さまざまな業界に対して具体的なシステムの提供とコンサルティングを行って来た経験から、その可能性と難しさについてご報告し、最近の米国訪問で視察・体験した多様な事例も含めて、最新のトレンドと今後の方向についてお話致します。

講演資料

講師の許可をいただき、講演資料をpdfにて公開しております。下の画像をクリックしてダウンロードしてください。

事務局からのお知らせ

研究部会38名、懇親会11名にて実施しました。

第28回研究部会の報告

題目:Factory PhysicsとCONWIPの魅力、そしてSCMへの応用 (CONWIP:CONstant Work In Process)
講師:圓川隆夫 東京工業大学 名誉教授

日時:2015年7月21日(火) 18:30から20:30まで
場所:青学総研9階16会議室
青山学院大学(青山キャンパス)へのアクセスはこちら、キャンパスマップはこちらです(マップには建物名が記載されていませんが、正門を入ってすぐ右の建物になります)。

講演要旨

JIT(リーン)が世界に普及する一方、その成立基盤である変動低減活動が欠落することで混乱を招く例が多く知られている。待ち行列理論をベースとするFactory Physicsは、そのような状況で実力に応じたWIP(在庫)をもつことでTH(時間当たり出来高)を確保する科学的な根拠、一連の理論的近似式を与えている。その中で提案されている工程全体のWIPを一定に保つ簡易プル方式であるCONWIPは、JIT導入の混乱を避けしかも実力に応じたWIPを制御することで、経験的には優れた性能を示し実務では多く普及しているが、理論的根拠は示されていない。
本講演では、まずFactory Physicsの変動伝播の公式を近似精度の問題を指摘した上で、工程全体の変動伝播のメカニズムを明らかにする。その知見に基づき工程全体のJIT及びCONWIPの性能を定式化し、同じTHを確保するのにCONWIPがJITをむしろ凌ぐ性能をもつことを明らかにする。さらにCONWIPのモデルは比較的な単純なSCMへも拡張可能であり、その全体最適を示す。これは、全ての工程の変動や在庫の所在がモニター出来るIoT (Internet of Things)の時代には、その情報に基づくサプライチェーン全体のWIPを制御する方式が全体最適を与えることにつながることを意味する。
これらの結果もふまえて、Industrie 4.0に代表されるIoT時代における日本のものづくりの強みを発揮するための方向性についても最後に示唆したい。

事務局からのお知らせ

講師には、『サプライチェーンストラテジー研究部会(SCS研究部会)』当時にご講演いただきました。当時の資料は「生産マネジメントと待ち行列:トヨタ式の変動低減活動(TPS)と変動を認めた最適化(Factory Physics)について」のタイトルで掲載しています。
また、今回のご講演に関して、圓川先生の編著で3月に刊行された「戦略的SCM」という書籍のご紹介を本研究部会高井顧問からいただいています。この本の中にもFactory Physicsの解説が載っています。
なお、題目の「CONWIP:CONstant Work In Process」はプル型のカンバンとして米国で発展しているシステムです。

研究部会38名、懇親会15名にて実施しました。

第29回研究部会の報告

見学先:日産自動車株式会社 追浜工場

日時:2015年8月28日(金) 13:30から16:00まで
集合場所:京浜急行 追浜駅改札前
集合時間:12時50分

見学内容

日産自動車様の生産方式でもある同期生産をメインにした見学でした。具体的な内容は、次の通りです。
・工場の活動紹介
・工場見学 (組み立てライン+車体ライン)
・Q&A
なお、見学先の追浜工場のURLは次の通りです。
http://www.nissan-global.com/JP/PLANT/OPPAMA/


見学開始までショールームを見せていただきました。

事務局からのお知らせ

研究部会9名にて実施しました。
申し込みに当たり「見学会への参加目的」をお書きいただきました。抜粋して先方にお送りするため見学先を意識してお書きいただきました。それらの内容により、見学先から見学コースの変更をご提案いただきより効果的な見学会とさせていただきました。

第30回研究部会の報告

題目:「パレットから見た物流管理とサプライチェーンの効率化」
講師:永井 浩一(日本パレットレンタル株式会社 JPR総合研究所)

日時:2015年11月4日(水) 18:30から20:30まで
場所:日本IBM 箱崎本社

所在地:〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19-21
アクセス:
東京メトロ東西線/日比谷線 茅場町駅4番b出口 徒歩7分
東京メトロ半蔵門線 水天宮前駅2番出口 徒歩3分
東京メトロ日比谷線 人形町駅1番出口 徒歩12分
都営浅草線 人形町駅A4またはA5出口 徒歩12分
マップは、こちらをご利用ください。

講演要旨

パレットの利用により荷役が効率的になることは言うまでもありませんが、それにとどまらず様々な効果を生み出します。 パレットの必要枚数の認識が実際に必要となる枚数と大きくずれが発生する原因、レンタル・パレットを有効活用するための効率的な運用方法を示すとともに、RFIDを用いたパレットの個体管理とそれに基づく商品の可視化の事例等など、パレットの効率的な運用と定量的な効果、物流全体に及ぼす効率化などをご紹介します。

講演資料

講師の許可をいただき、講演資料をpdfにて公開しております。下の画像をクリックしてダウンロードしてください。

事務局からのお知らせ

研究部会29名、懇親会9名にて実施しました。

第31回研究部会の報告

題目:サプライチェーン寸断のリスクを競争力に変えるソリューション「DHLレジリエンス360」
講師:八重樫 大(DHLサプライチェーン株式会社 ビジネスディベロップメント マネージャー)

日時:2015年12月22日(火) 18:30から20:30まで
場所:青学総研9階16会議室
青山学院大学(青山キャンパス)へのアクセスはこちら、キャンパスマップはこちらです(マップには建物名が記載されていませんが、正門を入ってすぐ右の建物になります)。

講演要旨

グローバル化によりサプライチェーンの効率化および複雑化が進み、相互関係が増している一方、サプライチェーンの断絶や混乱のリスクはかつてない程に高まっています。
DHLが2014年に業界に先駆けて導入した「レジリエンス360」は、エンドツーエンドのサプライチェーンリスクマネジメントのプラットフォームで、グローバルサプライチェーンに影響を与える世界的なインシデントやリスクについてほぼリアルタイムで顧客に警告を発します。
これにより、顧客は迅速な対応を取ることで、事業の中断を回避または最小限に抑えることができ、競合他社より競争優位性を獲得することができます。

講演資料

講師の許可をいただき、講演資料をpdfにて公開しております。下の画像をクリックしてダウンロードしてください。


今回参加者に参考資料として「LEAN AND AGILE」という15ページの小冊子がDHL様から配布されています。研究部会当日欠席され、当該資料を希望される場合は、『1月13日から開催されるデジタル・キャンペーンでダウンロードできます』というお話です。デジタル・キャンペーンにつきましては2016年1月13日以降に、 http://www.dhl.co.jp/tech-resilience をご確認ください。

事務局からのお知らせ

研究部会33名、懇親会9名にて実施しました。

『サプライチェーン戦略とプロジェクトマネジメント』シンポジウム(第32回研究部会)の報告

当研究部会と、スケジューリング学会日本経営工学会プロジェクト&プログラム・アナリシス研究部会との共同でシンポジウムを開催しました。

概要

講演1

講演2

パネルディスカッション

参加費用

事務局からのお知らせ


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