SCSR

はじめに

サプライチェーン戦略研究部会(略称SCSR)は、OR学会の常設研究部会です。サプライチェーンを中心として経営組織全体と組織間にまたがる諸問題をOR的思考の適用を通して解決するため の新しいアプローチを研究するものです。このような分野に関心のある、研究者、コンサルタント、システムベンダー、ユーザー(製造業、物流業、流通業)の方々をメンバーとして、専門、企業、学界、世代を横断するコラボレーションを志すオープンな研究会を目標としたいと考えています。関心のある皆様の参加を歓迎致します。これまでは下記の研究部会として活動してきました。

主査:伊倉義郎(株式会社サイテック・ジャパン)
幹事:草刈君子(ソフトウェアエンジニアリング株式会社)
連絡先:こちらからどうぞ(FAQはこちらに掲載しています)

顧問:高井英造(株式会社フレームワークス)
顧問:竹田 賢(青山学院大学)
顧問:加納 政志(株式会社日立製作所)

開催案内

第55回研究部会開催のお知らせ

題目:—物流クライシス対応— 「日本の物流は次々に襲われる物流リスクを乗り越えられるか」
講師:荒木 協和 [アラキ ヤスカズ](サンスター グループロジスティクス研究室 室長)

日時:2023年06月21日(水) 18:30から20:00まで (18:00から開場を予定しています、18:15以降は歓談等にご利用いただける予定です)
場所:(株)構造計画研究所 本所新館(東京) 《新館地下1階 レクチャールーム》 (〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3)
アクセス:東京メトロ 丸ノ内線 「新中野」駅 1番,2番出口より徒歩約1分
地下鉄新中野駅から会場へのアクセスは、こちらをご利用ください。
アクセスには「本所新館」と「本所」の2か所がマークされていますが、研究部会は「本所新館」という建物になりますのでご注意ください。
参加費:OR学会正会員と賛助会員は無料、非会員は1,000円

講演要旨

絶対に来る大震災とドライバー不足
企業は大きく分けて、自然災害・経済変化・世界の政治変化・社内障害など、4つのリスクに見舞われています。これらのリスクが発生する度に物資は大きな影響を受けることになります。
今回は災害リスクとドライバー不足という、現在最も危惧されているリスク対応につて、今日用雑貨企業として取り組んでいる物流対応をご紹介します。

参加申込方法

参加ご希望の方は、研究部会前々日正午(6月19日正午)までにこちらの形式で連絡をお願いします(申し込みに慣れていらっしゃる方は、こちらから入力フォームに直接ジャンプしていただけます)。
なお会場の関係から60名で申し込みを締め切らせていただきます。お申し込みが集中した場合、締め切りのタイミングによりましては、時間をさかのぼって参加いただけないご連絡を差し上げる可能性があることをご理解の上でお申し込みをお願いします。

研究部会からのお知らせ

参加申込後の変更(欠席連絡)は下記の方法でお願いします。こちらの形式から、メッセージ欄に「欠席に変更」と書いてフォームを送信してください。
非会員の方で領収書が必要な方は申込フォームの該当欄に「宛名」を記載してください。

第56回研究部会見学会の事前募集のお知らせ

次々回に予定しています見学会の<事前募集>になります。
第56回研究部会は下記の見学会を予定しています。

物流見学会:先端物流倉庫(ロジスティックスワンダーランド)を見学する会
対象場所: トラスコ中山社・プラネット埼玉(オカムラ、GROUND社共催、埼玉県幸手市)
期日:  8月29日、若しくは30日(集合時刻は未決定)
時間:  現地集合、2時間程度
募集人数: 20名(詳細は下に記載)
参考動画: こちら

主査・幹事からのお知らせ:
<事前募集>の背景について記載します。
・当研究部会から見学会の依頼を行いました。見学会開催にあたり先方から「研究部会の会員名簿にある会社名」を事前にリスト提供する由返事がありました。
・当研究部会は、研究部会の会員の登録制度がなく、代替として見学会の参加希望者を募集し、その方々の会社名リストを提出する予定です。
・会社名リストの提出後、見学先にて「参加のご遠慮を求める必要がある」という連絡があれば該当する方々の参加できない可能性があります。
<事前応募>の方法について
・つきましては、「8月29日、若しくは30日」見学会が行われる場合に参加を希望される方は、下記のフォームで事前登録を行ってください。
・なお、参加人数は20名の制限がありますので、5月20日正午までに下記の申込フォームから応募いただいた方の中から、もっとも最近の当研究部会に出ている方から優先的に決めさせていただきたいと思います。
事前募集は終了しました。

開催報告

第54回研究部会開催報告

題目:物流アルゴとロボティックス、ー ORによる日本復活を目指して ー
講師:伊倉義郎 ((株)サイテック・ジャパン 社長)

日時:2023年04月10日(月) 18:30から20:00まで
場所:秋葉原No51会議室(〒101-0023 東京都千代田区神田松永町7 ヤマリビル 801 ふれあい会議室)
アクセス:地図はこちら
参加費:OR学会正会員と賛助会員は無料、非会員は1,000円

講演要旨

今後の日本の成長分野の一つとして、ロボット産業が挙げられます。多数のロボットを効率的に利用して、生産や 物流システムを自動化することが今後ますます進化すると考えられます。一方で、ロボットのスケジューリングや 最適運用方法についてはこれからの研究開発の余地が大きい分野であるともいえます。このような背景を踏まえて、 最適化モデルが完全自動物流システムにとって必須であることや、いかに効率的なロボット活用が物流アルゴリズムの 実装に帰着するかを示し、具体例とその取り組みについて解説します。特に、自動運転を実装した貨物トラックによる 配送ネットワークや、倉庫内での自動ピッキングオペレーションについての具体例を交えて論じます。

配送ネットワークにおける自動運転車の導入では、配車ソフトが鍵になると思われます。但し、対象となる配車問題は リアルタイムデータを含んだ大規模な整数計画問題となることが予想され、短期スケジューリング問題として繰り返し 解く必要性や、ディスパッチ問題として一部をフィックスして残りを高速に解くなどの工夫が必要となります。その 定式化や解法のアイデアについて簡単に紹介します。

倉庫内のピッキング問題についても、現在自動化が進んでいます。これまでの実例を挙げながら、問題のポイント となる決定変数が何であるべきかや、ロボットとの連携方法について紹介します。また、需要予測との関連で製品 入庫(ストウ)戦略と合わせた全体最適化が望まれることも議論します。

お知らせ

研究部会35名、懇親会12名にて実施しました。

研究部会活動記録

研究部会名称 活動期間 開催数 のべ参加人数 活動記録へのリンク
サプライチェーン戦略研究部会 2011年4月から2014年2月まで 20回 660人 こちら
2014年3月から2017年2月まで 17回 550人 こちら
2017年3月から2020年2月まで 13回 459人 こちら
2020年3月から2023年2月まで 3回 83人 こちら
2023年3月から現在まで 活動中
1回
活動中
35人
こちら

運営に関する情報


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